
切削工具

他社にもこのような曲線切れ刃を持つチップ式のエンドミルはあります。しかし一番売れているのはこのコロミル390です。それでは他社のものと、どこが違うのでしょうか。その特長をご説明致します。

コロミル390の画期的な点の一つはインサートの曲線切刃形状です。
主切刃は軸方向にらせん形状、径方向には凸面の形状になっています。
そして各サイズのカッターは真の直角を出すように、径方向、軸方向
すくい角が設定されています。よって、深彫りまたは掘り込み加工の
際発生するミスマッチを最小限に抑えることができます。

・壁面加工ミスマッチ量比較テスト

段差が少ないことにより一発仕上げや、仕上げ工具の負担を減らすことが出来ます。
また、コーナーRの豊富な標準チップは用途によって使い分けができ、とても便利です。

工具本体の剛性の高さもこの工具の特長の一つです。サンドビックの工具は全てスウェーデン鋼から出来ています。そして焼入れ鋼からの削り出しですので、精度もよく本体の寿命も長くなるのです。
もっとも汎用性があり売れているのは020・025ですが新しく導入された、ロングタイプ・オーバーサイズの018や022もとても便利です。シャンク径よりカッター系を大きくすることにより、掘り込み加工などでもシャンクが当たることなく加工することが出来ます。

豊富なチップ材種も特長の一つです。チップを変えることで鋼・ステンレス・鋳鉄をはじめ、アルミや非鉄金属の加工も可能です。
スーパー縦横などが代表選手ですが、確かに1本の工具で穴あけとエンドミル加工が出来るのはとても便利です。しかし、どちらの加工も70点です。本当に生産性を考えるならコロミル390をお薦めします。もちろんエンドミル加工は100点の性能を発揮しますし、掘り込みはランビング加工をすれば問題ありません。ランビングが出来なければペックドリリングと言う方法もあります。