
切削工具

現在、鋼用材種は世の中に多数存在します。その中でもこの新材種は一味も 二味も他社メーカーとは違います。サンドビックでは新材種を新世代のコーティ ングと呼んでおります。何が新世代なのか?今までとの違いを説明致します。
GC4225およびGC4235の特長は、何と言ってもブラックゴールドコーティングを
採用していることです。従来の金色チップですが、光学顕微鏡を使用して表面
を調べると、多数の亀裂が入っています(右図)。その亀裂は加工中の突発的
な欠けなどのトラブルを起こす原因となります。ブラックゴールドコーティングは
上下面の亀裂の入った表面をはがしてやり、亀裂の無いスムーズなスクイ面を
作ることによって耐溶着性・安定性を大幅に改善することができます。


耐久性が増したおかげで寿命が延長でき、刃具交換の時間を削減
することが出来る上、加工トラブルを回避することが出来ます。


GC4225とGC4235この2種類の材種をうまく使い分けて
いただくことで、有効的に寿命および生産性のUPをはかることが
できます。使い分け方は以下の通りです。
(1)S45C等、一般的な鋼連続加工→GC4225
(2)AS45C等、一般的な鋼断続加工→GC4235
現在のGC4225は、花形チップはもちろん突っ切り溝入れチップにも展開しております。
GC4235は、現在、花形チップのみとなっておりますが、将来的に幅広く追加されていきます。

自動車部品加工等の量産加工で求められるのは、特に生産性と安定性です。いかに突発的なトラブルを回避できるかが非常に重要になってくるのです。
