
カンタル

金型用高温カートリッジヒーターHLPは西独Turk+Hillinger社で開発されて以来すでに15年以上経過し、この間絶えることなく品質の改良が加えられて現在ではHLPはヨーロッパの電熱市場におきまして高温・高出力ヒーターの代名詞となっております。
河合電器製作所(株)では昭和49年度に技術の国際化に対処するため上記T+H社と技術提携を締結しHLPの国産化を
計って以来国内はもとより広く海外市場へと供給してまいりましたが、この度HLPを一段とグレードアップ
した画期的性能を有するHLP-1000を開発し発売することになりました。
これによって今まで以上の過酷な熱のご要求に対しましても幅広くお応えできるものと確信しております。
是非みなさまの熱のご計画の一部にHLP-1000のご検討を加えられますことをお願い申しあげます。





HLP-1000の特徴は独特の発熱コイル構成にあります。厳選されたセラミックコアに巻かれた発熱コイルをヒーターパイプ内壁に近接して配置しその周囲を熱伝達と高温絶縁抵抗特性の優れた高純度のMgO(マグネシア)によって絶縁した圧縮型のカートリッジヒーターです。内部組織は完全なハードパック状態になっておりますので電熱線から発生する熱は効率よく外部へと放出され、内部組織と外部シースとの温度差が低く押さえられる構造となっております。
独自のSRP法から生みだされるHLP-1000の内部組織は発熱コイルから充嗔絶縁物の状態に至まで、いままでのスエジドカートリッジヒーターとは根本的に違っております。例えばMgOパウダーは粒子が粉砕されない状態で固形化するため結晶粒固有の熱伝導率と絶縁特性が最高度に発揮されます。また、ヒーター寿命に大きな影響を与える発熱コイルの局部的な変形や圧縮にともなう硬度のバラツキは殆どなく信頼性は飛躍的に向上しております。
特に従来のヒーターでは不可能とされていた設置スペースの小さい場所への高出力(高容量)エレメントとして最高の効果を発揮します。
ヒーター端末部分は耐熱絶縁処理(500℃)が施してあります。この種の高温カートリッジヒーターの弱点とされていた絶縁性能を著しく高めてありますので高湿度期にも予備乾燥の必要はなく安心してご使用いただけます。
ヒーター外表面は被加熱物(加熱ブロック)への密着精度を上げるためヒーター外径を呼び径に対して-0.02〜-0.08mmの範囲にて研磨加工してあります。
高電力密度 特殊な用途を除いて80W/cm2
高温度 金型温度900℃も可能です。
長寿命 従来のカートリッジヒーターに比して数10倍の寿命があります。
高信頼性 完全国産化による品質の安定性は抜群、それに高速加熱・高絶縁性・耐衝撃・耐振動性…シンプルな形状からくる
取扱い簡便さ…などHLP-1000はあらゆる物体の加熱に無限の可能性を秘めております。
高絶縁性 今までのカートリッジヒーターの常識を覆した完璧なシールを施してありますので、高湿度雰囲気中でも絶縁の劣下は
全くありません。
