
共振検査装置
○ 金属(鋳造、鋳物、焼結等)部品、セラミック部品のクラックや、内部空洞等の全数検査に適しています。(検査時間:約2〜10秒/個)※1
○ 1回の策定で内部欠陥を含めて全ての欠陥を検知します。
○ 検査結果は降伏強度と強い相関があります。
○ 検査ステーションのデュアル化(オプション)によりハンドリング時間を短縮可能です。
○ 試薬などを使用しない乾式検査で、消耗品を大幅に節約できます。
○ 全自動検査(100万個/年※2)が可能です。労務費、廃棄部品費等の節約ができます。
※1検査時間は、検査対象の構造により変化します
※2検査時間10sec.8時間/日で算出しました。
検査対象となるアルミ鋳造品、鉄鋳造品、鍛造品、焼結金属、セラミック等の部品は、部品特有の共振周波数を持っています。共振検査装置RI4000は、予めマスターとなる複数の良品と不良品の共振パターンを測定し登録することで、良品に見られる特徴的な共振パターンから得られる相関関係を解析すると同時に、不良品を最も適切に判別できる共振周波数セットを選び出し、良品のバラツキを補償した測定を行います。そのため、従来「打音法」では見逃されていた、隠れた欠陥も高精度に且つ早く、安定的に良否判断することが可能です。
また、検査部品から得られる共振パターンはその部品の破壊強度とも相関しています。この関係を利用することで部品の破壊レベルを予測することも可能です。

生産現場では、操作者(あるいはロボット)が検査部品をテストステーション(ネスト)上の規定位置に置くだけです。
テストステーション(ネスト)には、予め決められた周波数範囲で検査部品を振動させ、検査部品の機械的な共振パターンを測定するトランスデューサが内蔵されています。測定された共振パターンは、測定済み良品のパターンと比較され、検査部品の良否の判定を自動的に行います。代表的な測定時間は2〜10秒掛かり(検査部品に依存)、良否判定はミリセカンドで行われます。生産現場では操作者には何ら特別のスキルは要りません。
但し、生産プロセスのバラツキ補償を行う判別モジュールを作成するには、注意深い検査とセットアップのスキル※が必要です。この判別モジュールの作成には、予め選別された良品と不良部品(代表的には約200個程度)のサンプルセットの測定結果を元に、RI4000が提供するソフトウエアツールで作成されます。
※検査に必要な判別モジュールの作成に必要なスキルについては、別途教育プログラムをご用意しています。
RI4000共振検査システムを使用するために、幅広いソフトウェアツールが用意されています。これらのプログラムは共振検査システムの進行管理、実際の検査部品の検査、判別モジュールの生成と最適化を行います。

RI4000は工場現場で動作するよう設計・製作されています。部品振動の振幅はミクロンオーダですが、RI4000システムは大きなプレス機や研削装置の近くでも運転可能です。

※テストステーションにはシングル(標準)とデュアル(オプション)があります。また、重量検査品対応ステーションや、ラボ解析用にユニバーサルステーションがご用意可能です。詳細については、担当営業までお問合せ下さい。