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深紫外線LED搭載の空気清浄機 シーガイーネ

深紫外線LED搭載の空気清浄機 シーガイーネは、9畳用の空気清浄機で深紫外線LEDにより、カビ・ウィルスの不活性化に有効です。         また、高性能フィルター採用で、PM2.5・花粉・ほこりを効率的に除去します。

シーガイーネカタログ

深紫外線(UV-C)とは?

深紫外線とは、300ナノメートル(ナノは10億分の1)以下の短い波長を持った紫外線の一種で、なかでも波長265ナノメートル付近の深紫外線はDNAに吸収されやすいため、遺伝情報を消失する効果(遺伝情報が失われると菌は増殖できなくなる)があり、最も強い殺菌作用が発揮されるといわれています。

深紫外線LEDとは?

以前から深紫外線を発するデバイスは水銀ランプが主に用いられてきたが、安定した光を出すのに時間がかかるほか、寿命が短く、消費電力も大きいことから利用範囲は限られていました。これに対して“次世代の光源”である深紫外線LEDは、コンパクトで省エネ・長寿命であることに加え、水銀ランプと比べて人体や環境への影響が極めて少ないことから水銀ランプからの代替が進んでいます。

紫外線波長 について

・紫外線は専門用語では紫外放射(ultraviolet radiation)と言い、その略語 「UV」は広く使われています。
紫外線波長をUV波長と、紫外線照射をUV照射と呼ぶなどは同義語になります。

・紫外線(UV)は 可視光(約380nm紫色~780nm赤色)より波長が短い光線で、目に見えません。
紫外線ランプの青白く見える光は『可視光』 で、そこに『目に見えない紫外線』 が混ざっています。

*紫外線は、その波長の長さ(単位:nm=ナノ・メートル / ナノ=10億分の1を表す)により,
UV-A(400nm315nm)
UV-B(315nm280nm)
UV-C(280nm
200nm)  と、一般的*には分類されます。

*一般的な紫外線とは「近紫外線(きん しがいせん)」と呼ばれるもので、
400nmではなく380nmまでを指す場合もあります。

またUV技術でよく使用される185nm,172nmといった波長は上記のA,B,C分類に入っていませんので、
UVを技術的に利用する場合は、この UV-A,B,Cという区分ではなく、照射する用途や目的によって
特定の紫外線波長を、そして、その特定の紫外線波長を発生させるランプ/光源を選んで照射を行います。


<照射する用途・目的と、特定の紫外線波長の例>

・UV樹脂・UV塗料の硬化 :200~400nm波長、主に365nmを利用

・UV洗浄、UV殺菌など   :主に254nm波長 (オゾンを発生させる185nmの併用もある)

<紫外線波長と、紫外線照射装置に使用されるランプの種類>

産業技術で紫外線照射に使う光源ランプは、一般的に以下のものになります。


高圧水銀
UVランプ :(石英ガラス) 主波長:365nm,波長の紫外線照射装置

主にUV硬化樹脂、UV塗料の硬化・乾燥、ダイシング剥離等に使用されます。


メタル・ハライド・
UVランプ :(石英ガラス) 200400nm連続した波長の紫外線照射装置

波長365nm以外の紫外線に感応するUV塗料の硬化等に使用します。

UV硬化で高圧水銀UVランプとメタル・ハライドUVランプのどちらにするかは、U樹脂・塗料側の要求によりますが、
一般的に様々な紫外線波長が一斉に出るメタル・ハライドのほうがエネルギーも強く、より確実な硬化を得られます。

低圧水銀UVランプ(石英ガラス**・オゾンレス*) : 波長254nmの紫外線照射装置

紫外線殺菌は、254nm波長の低圧水銀UVランプ(185nm波長は出ない)で行います。

低圧水銀UVランプ(石英ガラス**・オゾン発生) : 波長185nm/254nmの紫外線照射装置

紫外線+オゾン併用殺菌、水の光酸化処理、UV洗浄・UV改質は、
254nmと185nmが同時に出るオゾンランプ*で行います。